追立ダム 見学 その2


右岸のゲートは1門だけです。
巻上機はゲートハウスに入っているようです。


堤体の向こうには大量の土砂が堆積しています。

追立ダムは堤高29.5m、堤頂長79.2mの堤体です。
橋から堤頂ぎりぎりまで溜まった土砂と荒々しいコンクリートの堤体を見た時に
背筋に走ったもの。

それは“壮絶”という言葉でした。
鬼気迫る表情でした。


迫力に押されながら、ダムの横の道路を移動します。

横に来て堤体の勾配を見てこれが砂防ダムだという事が分かりました。
貯水ダムでは考えられない勾配です。


砂防ダムとして造られたためにこんなにも堆砂しているのです。
貯水ダムなら堆砂ですが、不透過型砂防堰堤ならこれは満砂と呼ばれる状態。
ここからが仕事の本番になる不透過型砂防堰堤。


堤体や設備には近づけません。
周囲はしっかりとフェンスで囲われていました。


堤体のデータを読み取れるものがないかとフェンスにすり寄って探します。