音羽ダム 見学 その2

そして参加者の方が次々到着されました。
定刻に全員揃いましたので管理事務所の担当者様から
施設についての説明をパンフレットを手に受けました。

心配していた凍結も融雪剤を散布して堤体まで行けそうであるとの事でした。
よかった〜♪


ダムと埋立事業について説明を受けた後、事務所の車でダムに向かいます。
ダムへは搬入の大型車がびゅんびゅん走りますので徒歩及び2輪通行は禁止です。

山肌にハイウェイのような立派な管理道路が通っています。

これはこのエリアが風致地区と言う事で景観に
配慮しなくてはならない場所であるという事に関係していました。

山の斜面をカットして道路をつけるのではなく
橋脚を立てて道路をつける方式にしているのはそのためです。
この方法であればコストは高くなりますが自然な環境・景観を保ちやすいとの事です。
桟道橋と言うんだそうです。

ただ、大型車両でも余裕で通れる立派な道であるため
「この道を通ったら滋賀側に行ける」と思いこんで入ってこられる方もいるという
エピソードを聞いて笑ってしまいました。


どんどん管理道路を上がっていくとこんな風に
市街を見下ろす事が出来て凄く気持ちよいのです♪
ホントに急勾配でどんどん標高が上がっていきます。

このあたりのガードレールや電柱も風致地区と言う事で環境色で塗装されています。


車の窓から景色を見ていると
遠くに高層ビル群が見えていました。

あれ・・・?
なんか凄く高いビルばっかりだな
ここからこの方向で高層ビルって・・・

ま!
まさかあれ
大阪じゃないの??

「お、大阪のビルやっ」
「はい。大阪ですよ。今日は雪の後だから凄くきれいに見えてますね」
「やっぱりあれ大阪なんですかー!」
「普段はもっと霞んでますけどね」
「あ゛あ゛あ゛あ゛スカイビル!スカイビルが見えてるっ!」


2棟の高層ビルを連結している梅田スカイビル。
その独特の形はこれだけ離れていてもはっきりと見分ける事ができました。
タワーイーストから空中庭園につながる部分に当たる光が教えてくれました。

しかし私の写真ではこんな風にしか撮れていません。


私がギャーギャー騒いでいた時にkao3541様が撮ってくれた写真には
もっとくっきりスカイビルの姿が映っていました。

あつダム宣言!様が撮ってくれた写真はこんな感じ。
やっぱり一番背の高いのはWTC?


Google mapで地形を見ると大阪まで見えた理由がよくわかりました。
音羽ダムへの管理道路から大阪の高層ビル群までは
淀川の流れがあって平坦な土地であるために
障害物なしに見通せるのです。

直線距離で43km離れているのですが
172.95mのスカイビルは京都市内からも目視できるという事が判り
大喜びです。