乙原ダム 見学 その2


地元の方の温かい導きで乙原ダムに通じる道に無事踏み込みました。
これは管理しておられる朝見浄水場方面を見たところ。

ここからは一本道なので迷わない。
ただ、この道に猟犬と思しい大型犬をたくさん飼育しておられるお宅がある
という事前情報がありましたので吠えられることを覚悟しなくては
前を通り抜けられない。


なんとか犬に吠えられるだけで襲われることなく通過することができました。
轍が残る未舗装路をてくてく登ります。


無事になんとか時間ぎりぎりでしたが
乙原ダムへの道のゲートまで到着しました。
ここから先は立ち入り禁止なのでここで待ち合わせなのです。

汗かいた〜。
時間にはもっと余裕を持ってくるべきだった。

到着して缶コーヒーを一気飲みしたところに
管理しておられる朝見浄水場の方が到着されました。
ご挨拶させて頂き、早速、ゲートから徒歩で堤体に向かいます。


そんなに距離はなくててくてく登っていくとすぐ、水音が聞こえ始めました。
乙原ダムに到着です。


最初に目に入るのはこの部分。
手前の石張りの水路は竣工時からのものでしょう。

写真で上からも水が来ていますがこれは昭和60年に
改修工事が行われた増設部分ですね。
ダム湖からの水が出てきています。
構造としてはここが余水吐。


そして石張りの水路とダムからの水は下流に流れていくのですが
ここには現在、草が茂り過ぎて全く視認できないけれど
堤体直下まで繋がるカスケード式の余水吐水路があるのです。
ホントに全くちっとも見えないけれど。


道路はここで行き止まりです。
天端に入る管理橋は厳重にフェンスでガードされています。
水道水源らしいセキュリティ。


フェンスの間から見た天端です。
乙原ダムのトレードマーク、とんがり屋根の煉瓦取水塔がちらっ。