乙原ダム 見学 その1

2017/7/12 更新


大阪南港にやってきました。
これからさんふらわぁに乗船して別府を目指します。

今までは車も一緒だったのですが
今回は事前調査で別府市内での移動が
徒歩で可能な範囲だけという事もあり
愛車は連れて行かずに人間だけで行くことにしました。


さんふらわぁの大阪-別府の弾丸フェリーはとってもお安くてお得。
雑魚寝に近いツーリストは周りに気を使うので
シングル個室ですがそれでもお安い。


荷物を置いて船内うろうろしていると壁に別府の絵図がありました。
今回は別府市街を歩きますから見ておこうと近づいたところ…


いきなり今回のお目当て、別府市水道局の乙原ダムが
こんなにきっちり書きこまれていて吃驚しました。
堤体が吃驚するくらい綺麗にラピスラズリな色で塗り塗りされていますが
それはまぁ、ご愛敬。
とんがりお屋根の取水塔がちゃんと書きこまれているのが良いです。

この絵図は別府市の亀の井ホテルというところに原図があるのだそうです。
さんふらわぁに飾られているのはその複製です。


お布団セット完了。
別府に着いたらとにかく歩くので早めに就寝しました。


朝ごはんです。はれるんと一緒。
もうすぐ別府港に到着です。


別府に無事に到着しました。
ここからひたすら歩きます。


別府港から何も考えずに南下して朝見川に出たら
川沿いに上流に向かい、途中で乙原ダムに通じる道に出る作戦。


別府タワーと別府ラクテンチのフラワー観覧車というランドマークを頼りに
行く方向が間違っていないことを何度も確かめてここまできましたが
この辺で慌てる事になりました。

複雑な路地に入りこんで進めなくなってしまいました。
見学のために乙原ダムを管理しておられる
朝見浄水場の方との待ち合わせ時間まであと20分!!

これは恥ずかしい遅刻間違いなしだろうかと焦りながら
八坂神社というところで地図を見て焦っていたところ
通りかかった地元の方が気に止めてくださいまして
地図では確かに描かれているけど現場でこれは中々見つけられないでしょ
というレベルの細い道を教えてくださり、途中まで一緒だからと案内してくださったのです。


ご案内くださった地元の方です。
乙原ダム見学に行くんですと申し上げたところ
昔、水道局に御勤めだったとのことで吃驚しました。

柿原第二貯水池の時も現地で偶然、水道局のOBの方がお越しになって
資料を頂けるよう手配してくださったり幸運に恵まれましたが
今回の乙原ダムも大変幸運であったと思います。


ご案内いただいた道はこんな感じで
どこにどう通じているか知らなかったら
地元の方以外通る人はいないであろう道でしたから。