尾曾谷ダム 見学 その3


天端から貯水池を見ると右岸側に大きな洪水吐のような越流部が見えました。


スクリーンもとても目が粗いし
こちらの右岸側の水圧鉄管は今の発電所には接続されていない訳で
これは水位が上がった時に旧高津尾発電所時代の管路を利用して
洪水吐として利用しているのだろうかと予測。


天端の中ほどから下流を見下ろしたところです。
日高川まで見渡せます。
尾曾谷ダムは堤高26.5m。
どこまでが堤体なのか道路があるので少しわかりづらい。
下流面勾配が判別できない。


貯水池を見ていると静かなようで凄く水が流れています。
取水口にどんどん水が吸い込まれていくのが
現場で見ているとはっきり分かりました。


そして貯水池の奥の方をみると波立つほどの勢いで
どんどん水が流入しているのも分かりました。

という事は…
ここはほんとに発電所の直上だし
ダムっていうか…
上部水槽的な役目じゃないか??

尾曾谷ダム、ヘッドタンク疑惑。


左岸側で上流面の石張りが少し見えました。

やっぱりここ
波浪除けの石垣あったんじゃないかな
天端幅、すごく広いけど
石垣の上端の高さまで整地して拡幅したんじゃないかな

と、図面を見ないと分からない事ばかりですが妄想は広がる。


天端の左岸に到着です。
山との境にスルースゲートが見えました。
なんでこんなところにスルースゲートがあるんだろう?


現役稼働しているかはともかく
天端の端にスルースゲートの意味がよくわからない。


しかも下流を見るとしっかり水路が設けられています。

え・・・
まさか・・・
これ・・・!!!