尾曾谷ダム 見学 その2


発電所前の道路からゆったりとしたカーブの道が付けられています。
綺麗に刈られた芝の上に木の影が落ちているのが素敵です。
この道路の左右に水圧鉄管がありますしベンチも設置してあったり
堤体への道なのになんだかすごく公園化されています。


てくてく歩いて行くとこんな感じで水圧鉄管。
これは堤体の右岸側、旧発電所建屋側です。


こちらは堤体の左岸側、新高津尾発電所側の水圧鉄管。
現役でお水を送りだしている方になります。


右に左に水圧鉄管を至近距離で愛でつつどんどん登っていくと
天端の柵が見えました。この辺りはもう堤体の上になるはず。


堤体の変状、変異を計測するこの機械。
計測中のプレートもあります。
なのでここはもう堤体間違いなし。


天端の高さに到着です。
立ち入り禁止区画にはきっちりフェンスです。
どこまで近づいてもいいかが明確なので安心です。


まずは今回、一番チェックしなくてはならないポイントをと
天端の貯水池側を見に行きましたら
わさわさもさもさ
夏草がこんもり。
水際だし日当たりバッチリで生育が良いようです。


うーむ。

天端は綺麗に改修されているようで
竣工時の姿とはだいぶ変わっているのかもしれないけど
上流面はかなり勾配が緩やかで石張りなのは確認できた。

草が茂ってよく見えないけど天端と上流面石張りの接続は
波浪除けの石垣が設置されていたと考えても
おかしくない急激な立ち上がり。


天端はこのようにかなり広めです。
しかも通行可能なのです。
ベンチも置いてあってとてもダムめぐりに優しい。
いや、ダムめぐりする人用に整備したわけではないと思うけど。