大渡ダム 見学 その2


ダム湖の水位は夏季制限水位でそんなに高くありませんでした。

天端周辺に工事車両が忙しそうに行き来していました。
邪魔をしないように天端に進みます。


そして作業中のかたがIHIのヘルメットをかぶっているのを見て
何の工事なのかなと興味津々で軽トラックの荷台をちらっと見た時。

「あ、ラジアルゲートの水密パッキンや!」
「!? よ、ようしってるなぁ」
「オリフィスのラジアルゲートですか」
「いや、コンジットゲート」
「あ、コンジットですか。そうですよね。このダム100m級だしオリフィスにしちゃ確かに下すぎますよね」
「なんでオリフィスとかコンジット知ってるの?」
「え、ダムマニアなので」

これで解決するのかどうかはわかりませんが
周囲の方がそれで納得してくれたのでOK。


作業の為にエレベーターに入って行かれる人の後を
こっそりついて行きたいけど無理。


大渡ダムは非常用洪水吐・常用洪水吐以外にもたくさんゲートを持っています。


これは選択取水用のシリンダーゲートの銘板。
丸島水門製作所。


クレストの非常用洪水吐は三井造船株式会社。


天端をまたぐガントリークレーンには・・


副ゲートとしてキャタピラゲート。日立造船株式会社。

そして常用洪水吐のコンジットゲートは石川島播磨重工製という事ですから
大渡ダムは水門のメーカーの競演ですね。