小原ダム 見学 その2


庄川のブラックゲート軍団はデザインが共通しています。
小牧は曲線重力式、赤尾はローラーゲートなので顔つきが違いますが
祖山 成出 椿原 鳩谷 は日本発送電の血統を感じさせる堤体デザインです。

そんなブラックゲート軍団のうち、祖山ダムと小原ダムにだけある共通の謎部分。


この穴。

謎の穴。

妙な場所に穴が開いているんですよ〜
中空重力式でもないのに開いているんですよ〜
いったい何の穴なのか不明なんですよ〜

と、小原ダムを見に行った方から聞いていました。

中空重力式じゃない事ははっきりしています。
こっそり中空重力式という事はあり得ません。

穴がかなり大きい事と
その数と位置が謎に拍車をかけます。


堤体の右岸には発電所。
この穴と発電所の相関関係はなさそう。


発電所の下の放水口です。
3つ並んでいますね。


取り合えず下流から眺めていても謎は解けそうにないので
上流に移動です。


発電所のでっかい建屋の向こうに堤体。
左岸には建設時のクレーンを設置していたと思われる平らな部分が見えています。


謎の穴。

ここで頭をひねりながらカメラ片手にフェンスと一体化していると
ぷいいいぃぃんと、関西電力の車が天端横にあるダム管理所にやってきました。

チャーーンス!
大チャーーーンス!!

たったかたかたかたかと天端横の門に移動♪