小原ダム 見学 その1

2010/4/9 更新

梅が満開になり
雪柳とレンギョウが咲き始めると
もうすぐ桜だと気持ちがどんどん春めいてくる3月

山間部ではまだ深い雪が残る3月

春支度を進めているダムを見たくて
ほぼ思いつきで飛び出しました。

どこに向かっていたかというと庄川です。
北陸自動車道・砺波ICからR359に降りてすぐR156に入って
後はずーーっとR156を下るだけです。


まず目に飛び込んできたのは小牧ダム。
前日までよく降っていましたので中央の2門から放流していました。


やっと日が差し始めた天端。
綺麗な空気はとても冷たく寒々しい。
でも楽しい。


小牧って本当に綺麗なダムなんですよね。
曲線重力式ですがかなりの曲線なので重力式アーチと見まごうほど。

そして越流部の外側にもこんな扶壁があって
堤体を支えつつ美しい外観を見せてくれています。


堤体をしたから見あげられるスペースに移動。
下からはフラッシュボードのついたラジアルゲートもこのように見られます。


小牧ダムを愛でた後、すっきりと晴れ渡る青空の下、庄川をどんどん登って行きます。
R156はずっとスノーシェッドが続く道。
ここに降る雪の凄さを教えてくれるスノーシェッドです。

この辺りは通行車両まだ少ないですが、白川郷に近づくにつれ観光車両がどんどん増える。


で、自分が向かったのは世界遺産ではなく関西電力の小原ダムでした。


堤体の下に橋が架かっていてそこから堤体を眺められると聞いていたのでゆっくり向かいます。
道路の橋にはミルフィーユのように層になった雪がまだまだモリモリ。
でも道路自体はきっちり除雪されていてノーマルタイヤでも問題なしでした。


小原ダムに到着です。
ダムをたくさん見てきた方ほど
見ていて謎がわくという
庄川のブラックゲート軍団の一員♪