尾原ダム 見学 その3
天端をとことこ進みます。
天端高欄はプレキャストですね。
洪水吐ゲートの上のスペースに入れて頂きました。
ここから副ダムが綺麗に正面から見られるという事で。
ありがたいありがたい。
洪水吐の上から副ダム真向♪
おおおおお。
一直線だ。
直下の川がまーーーっすぐ。
そして人家が近い。
堤体から300mくらいしか離れていない。
これが尾原ダムの見どころのひとつ
オリフィス付きの副ダムです。
何でこんな特殊な構造にしたのかというと
放流時の音対策なんだそうです。
放流音というのは実際に聞かないと想像しにくい物です。
そして空中減勢方式で放流するダムと
堤体の上を流れ落ちる形で放流するダムとでは全然違うし
何より水量で全然音が違う。
尾原ダムでは常用洪水吐と貯水位維持放流設備からの水は
副ダムの水中に放流される仕組みになっているのです。
ただ、堤体からの放流水を暴れた状態から大人しい状態に整えるのが副ダムですから
普通のダムでも副ダムからは滑らかに水が越えていくように設計されているので
副ダムからのお水ってそんなに音を立てない印象があるんですが
洪水時にダムに近づくことがあまりないので自分の耳で聞いていないので何ともです。
というわけで尾原ダムの副ダムにはお水がいつも満々♪
これが利水放流管からの水の出口です。
天端レベルから見せて頂いた後
エレベーターで直下に降ろしていただきました。
これはエレベーター内で展示してあった尾原ダムの空撮写真。
綺麗だなぁ〜♪
カッコいいなぁ♪
エレベーターを降りたところにこんなプレートあり。
多分堤体の角度について質問があったので
親切に展示してくださったのではないかと予想。
という事で堤体の斜度は52°です。