糠平ダム 見学 その2


展望台なのでちゃんと説明板はあるのです。
糠平ダムは十勝川水系でもとびきり大きいダム湖です。
総貯水容量は1億9390万m3もあるんです。


その大きなダム湖がこんなに濁っています。
これも連続してやってきた台風によるものです。

冬の早い北海道。
この濁りが落ち着くのは春までかかるかもしれません。


昭和31年に竣工した糠平ダム。
ゲートはクレストに3門のみ。
コンジットゲート、オリフィスゲートの類はありません。


天端に向かいます。


銘板発見しました。
桂沢は“桂沢堰堤”でしたが糠平は“糠平ダム”。
両方、北海道の重力式コンクリートの始祖と呼べるダムですが
細かい所にこだわりありそう♪


堤体下流面を右岸から愛でたところ。
このコンクリート打設するのに凄い苦労があったんだなぁと思うと
にじみ出すオオーラと凛々しさが増す。


下をみるとこれは歩きたくないという階段が付いていました。
巡視でこの階段昇降する職員の方、大変だ。
糠平ダムは堤高76.0mです。


そして堤体にまっすぐのびる堤体導流壁。


これが北海道の雪の仕業か…。
ところどころ角が取れたりしております。

低温の方が有名な北海道内陸部とはいえ豪雪地帯で在ることに変わりない。