奈良ダムバスツアー その2


直下に下して頂く前にまず入れてもらったののはオリフィスゲート室。
いつも一番右岸寄りのゲート室に入れて頂くことが多いので
この場所は初見。


高山ダムのダムカードフレームと萩原様の図。
ほんとに各地のダムで大人気。
準備されていると嬉しいです。


お昼御飯になりましたー。
梅の郷 月ヶ瀬温泉」内のレストランにて

なんとこの日は特別にご用意いただいた
高山ダムカレーです。

お手製の高山ダムカレーカードも付いてきました。
裏には月ヶ瀬梅渓の説明とダムカレーの説明が書かれていました。

カレールー:月ヶ瀬湖
温泉卵:湖面に浮かぶお月様
ごはん:高山ダム本体(アーチ重力式堤体)
にんじん:高圧ラジアルゲート×4
野菜サラダ:減勢池
梅ソース:利水バルブより放流中!
から揚げ:管理棟

という説明でした。

◆ ◆


お昼御飯のあとは布目ダムに移動です。
布目ダムは管理所横に説明ホールがあるので
スライドを見たり模型を見たり見学にはうってつけなのです。


説明を受けた後になんと左岸の堤趾導流壁の外側にある
管理用階段を下していただきました。

ひたすら
ただ、ひたすら
氷に乗って滑ったり
氷を割ったりしながらも
転倒だけはしないようにと足元に厳重に注意を払って下りてきました。


監査廊内移動で右岸にやってきました寒い。
コンクリートが冷え冷えでもう寒い寒いしか
口から言葉が出てこない寒い。

脇ダムは鞍部処理なので河道内にないという扱いなので
造り方としてはコンバインダムですが一応、布目は重力式ってことでよろしくと
何度か念を押されました。

それでも構造的に、築造プロセスも何もかもがコンバインで
鞍部処理といわれても18.5mもあるし私の中では布目はコンバインダム。

◆ ◆

続いてやってきたのは室生ダムです。


室生ダムはプラムラインがなかったので
この非洪水期につけちゃおうということで工事中でした。


突然登場。
コンクリートコア。
かなり大きな径でみんなびっくりしました。
3人くらい同時に“骨材大きいなっ!!”と叫びました。
これは天端から−20mくらいの位置のコアだそうです。 

プラムラインなくて今までどうやって観測していたのかという
疑問もわくかと思いますが堤体の挙動は
プラムラインだけで観測しているわけではないので心配ご無用。