武庫離宮の天皇の池 見学 その3


しかし須磨離宮公園内にあるよく似たトンネルと同じで非常に大きいです。
馬車が通れるくらいの高さと広さがあります。

このトンネルの高さ分と少しだけ横の道を上がっていくと…


平な場所が現れました。
低いコンクリートの壁
その向こうに池があります。

天皇の池に到着しました!!


取水塔の鉄のフレームの向こうには
静かな湖面が広がっています。


堤体の端に一段下がったところがありました。
余水吐で間違いないと思います。


これはゴールデンウィーク明けに
京都大学、宇治キャンパスで開催された
“第二回 排砂バイパスに関する国際ワークショップ”で
神戸市水道局の松下様が発表されたスライドです。

天皇の池とその横に設けられたバイパストンネルは
こんな配置。


という事で貯水池の横を歩いて上流側に進むと
締切堤が現れました。


締切堤の向こうにトンネルのポータルがチラ見え。


見えた!!
これが天皇の池の排砂バイパストンネルの上流側。


これが貯水池上端の締切堤と排砂バイパストンネルです。

貯水池の大きさから考えるとやっぱりこのトンネル
大きすぎるんじゃないかと思ってしまいます。

しかし締切堤もかなり高く造ってあるし
そもそもここは砂防堰堤を山ほど作らなくてはならない六甲山地の端っこです。
豪雨の後の土砂の流れは想像よりひどいものなのかもしれません。

でも来る途中に見た砂防堰堤のいくつかはかなり出来てから年月が経過して
不透過型だったのに満砂になっていなかったし色々細かい謎は残ります。