森と湖に親しむ旬間2016 その4
天端に行くまでの間にこんな階段が。
「これはなんですか」
「繋船設備に行く階段?」
口々に疑問をぽろぽろこぼしていると
昔の管理所の痕跡だったようです。
現在は道路も拡幅されて広くなっているこの天端横は
ダム竣工時にはとても狭かったとも教えて頂きました。
釣り人が侵入したりしないか気になります。
危ないことはやめてほしい。
ダム管理所に迷惑かかることもやめてほしい。
そして普段は立ち入り禁止でゲートが閉まっている天端。
本日は解放されています。
少し下流に行くと男前な顔が見られるので
その場所までちゃんとガイドしてくださる福井県の方の心配りがとても嬉しい。
天端中央から下流を見下ろしたところです。
うっわー!!
あの大変な沼沢地と化していた右岸減勢工横が
こんなに真っ白ぴっかぴかにお掃除されているよ〜!
お掃除、大変だっただろうなぁぁ
エレベーターで監査廊に移動しました。
涼しくってもうここから出たくない。
エレベーターを降りて少し歩くといきなり壁が設けてあり、部屋が形成されていました。
ゲート室&バルブ室だそうです。
場所は図面で言うとこの辺り。
監査廊の途中に広くなった場所があってそこを壁で仕切って部屋にしてあるんです。
監査廊は湿度90%くらいになりますからこの部屋は
ごんごんとパワフルに除湿と換気がなされていてドライに保たれています。
ただ、通路としてはなかなか厳しい造りになっているのも事実。
背の高い人には辛いこのパイプをまたぐ階段構造。
でも床を這わないと対岸に移動できない早明浦ダムの
一番下の監査廊よりいいと思ったりしていました。
あれはあんまりだ。
チビはいいけど背の高い人と体の大きい人にはあんまりだ。
でも全体的にヘッドクリアランスの良い監査廊だなと感じました。
古いダムにしては広い方だと思います。