美歎水源地 見学 その3


美歎水源地全体を見渡すとこんな感じです。
右の端の橋が桜の在ったところ。
奥を見ると美歎ダムの堤体が見えます。
今までは無かったであろう新しい道路がつけられていて
乾いた殺風景な右岸に対して遺構が残る左岸とのギャップが激しいです。


護岸工事のあった川、新しくつけられた道路を上流へとことこ進みます。


真新しいプレートがありました。
県の砂防工事があったのですね。


さらにとことこ堤体に近づきます。
美歎川に橋が二本架かっていて一本は現役を引退した橋でした。
錆びた鉄の細さも意匠も水源地前の橋と同じです。


轍のくっきり、草刈お手入れが行き届いている堤体左岸下流に到達です。
なかなか質素ながら風格のある堤体です。大正11年に作られました。

美歎水源地は山陰初の近代水道施設として大正5年にアースダムとして作られました。
しかし大正7年7月の洪水で決壊しこの石積モルタルの堤体になったということです。