美歎水源地 見学 その2


橋は老朽化のために通行禁止になっています。
橋の向こうには錆びた鉄の門扉。
鉄条網が張り巡らされています。


門扉の奥には上水道の濾過池。
レンガで造られたプールで水は溜まっていませんでした。
小さな建物は第四号濾過調整井。


一昔前の天花粉のケースか、お菓子のポットのような形の
この建物は 接合井というものだそうです。

濾過調整池に水をためて不純物を沈殿させて
上澄みの綺麗な水をとるのが浄水。
その浄水を集めるのが接合井だそうです。


濾過調整池の横にはひとつずつ建物が残っています。
調整井とかかれています。ポンプとか入っていたのかな?
と思いながら見ていると屋根飾りのマークに目が行きました。

鳥取市の市章でも鳥取県の県章でもないようです。
水道局のマークなのかと思いましたが不明です。


あっけらかんと晴れた空の下。
水源地の遺構は春の日差しの下、とても静かで誰もいません。
飛行機雲が薄れていくばかり。