三永貯水池堰堤 見学 その2
うわさ通りの実に美しい堤体です。
デザインがすごく凝らされています。
この天端高欄。
貯水池側は分厚く高くなっているのに
下流側は細く低くなっている。
貯水池側と下流側で高欄のデザインが違うダムというのは割とありますが
貯水池側がパラペットなのに対して下流側は鋼製柵だったりして
機能優先の選択をされているのに対してここは完全に美しく見えるようにという工夫。
もし天端解放されていたりしたら転落防止目的で
造りかえられたりしていたかも。
もしくは内側にもう一つ味気ないフェンス張られたりしていたかも。
立入禁止だから保たれている造形という物はあると思います。
うふうふしながら堤体下流面が見えるところを一応探す。
見えないよと言われているけど一応探す。
そして徒労に終わる。
ホントに下流を綺麗に見せて頂くには
公式見学申し込まないとどうにもならないみたいです。
しゅーん。
藤棚のあるあたりの端っこからこれが精一杯でした。
悔しいので長玉を望遠鏡代わりにしてあちこち見る。
貯水池に顔を出している地山の尾根の上に御社がありました。
水神様でしょうか。