三永貯水池堰堤 見学 その1

2014/6/30 更新

広島県の呉市には旧海軍鎮守府がありました。
旧海軍が作った本庄貯水池堰堤はダム愛好家の中でも
日本一豪奢で美しいメイソンリーダムと呼ばれたりしています。
重要文化財指定も受けています。

呉市には他にも昭和になって素晴らしい近代水道施設がいくつも造られました。


呉市は急峻な地形で山と海がとても近いです。
そんな場所でよくこの限られたスペースで
これだけの浄水の施設を作ったなぁと感動する宮原浄水場

登録有形文化財指定も受けています。

同じく平原浄水場です。

こちらも登録有形文化財です。

そして呉市が作った貯水池が三永貯水池になります。


一年に一回、公開される三永貯水池堰堤に行ってきました。

水道水源ですので普段は入れません。
桜と藤の開花時期にだけ水源地を一般開放してくださいます。

三永貯水池は堤体よりも藤が有名なのです。


なので敷地に入ると藤棚の説明が一番最初に来る。


この時は藤は全然咲いていなくて花盛りだったのは桜でした。
枝垂れ桜が花びらを散らし始めていました。


これが有名な藤棚。

・・・・。
いや・・
いいんだ
私は堤体を見に来たのだからいいんだ
藤の花が満開だったらきっとこのあたりは団子蜂ぶんぶんになっているはずだし
花が咲いてなくてよかった。


三永貯水池堰堤の説明板も発見しました。
登録有形文化財指定です。
堤頂長145.0m
堤高14.2m

藤はどうでもいいので堤体の見える方へと進みます。
メイソンリーダムマニアのあつだむ宣言!様情報によると
堤体下流面がとにかく見えにくくて歯ぎしりものらしい。


見えるところまで来たっ!!
とりあえず天端はしっかり見える。