緑川ダム 見学 その3
堤体内に入れて頂きます。
エレベーターの中に監査廊の位置図。
まずは上段監査廊でてくてく向かったのは…
右岸側のこんな場所に出てくるルートでした。
男前〜♪
そしてフーチングに設けられた階段。
ちょっと降りるの怖い。
ここだけ切り取ると重力式アーチっぽいですが
下流面の勾配を見れば違うとわかります。
重力式アーチと曲線重力式は図面を見ないと判別できませんが
そもそも緑川ダムは一応直線重力式ダム…のはずだし。
監査廊のど真ん中に鎮座するプラムライン。
通行するときは左右の隙間を横向きになって通らねば。
ノーマルとリバース両方あります。
この頃になると標準装備ですね。
上段監査廊から下に降りる分岐です。
堤体のカーブに合わせて監査廊もしっかり曲がっています。
そこを進んで行くと…
ゲート室に到着。
青に塗装されたオリフィスゲートです。
覗き込んでドキッとしました。
「これはっ!!」
「いきなりカッコいい曲線多用のゲートきたーっ!!」
「なんてグラマラスな扉体!!」
この辺りが特に萌え♪
どちらの重工様の作品かしらと銘板探しましたら
三菱重工様でした。
横浜造船所…なるほど。
造船屋さんのゲートだからあの色っぽい曲線だったのか。
以前ダム見学をしている時に
ゲートを見て鉄鋼屋さんのゲートと造船屋さんのゲートは違う
曲線が全然違うと語っておられるおじ様がいらっしゃいまして
造船屋さんのゲートびいきだったので多分OBなんだろうなと
感じた事を思い出しました。