真川調整池 見学 その2


ここからしばらく

本当にしんどかったので

写真がありません。




ガスが出てきて眺望は全く期待できなくなり
道はずっとだらだら登り道
藪になって道が見えないところが多数あり
本気でコンパスを見直すこと数知れず


だらだら坂を登っていると右側の谷から水音がずっと聞こえているのですが
姿は全く見えません。
立山ケーブルカーが見られるはずなのに押し寄せてくるガスで
自分の前の道すら見つけるのが危うい状態。


あまりにスリップするために古傷の膝が痛くなり
塩をたくさん舐めてきたにもかかわらず止まらない滝のような汗に脱水が懸念され
ちょっと気分が悲しいモードになってきた時です。


右手に何か建物らしきものが見えてきたのです。


これが道です。藪に入っているわけではないです。
ずっとこんなところを歩いてきたのです。

少し先にフェンスと自然歩道入口にあったのと同じ標識が見えました。

着いた?

も、もしかして真川に着いたのかな・・?
足元よろよろでしたがガサガサと藪を漕いで行くと


見えました!!
バットレスです!!

ついに真川調整池に到着しました。


普段なら堤体を見た瞬間に走りだす自分ですが流石によろよろだったので
ふらふらしながらベストポジションに移動。

やっと来たよ〜
真川きついよ〜
シーズン間違えたかなぁ

ほっとして立ったままここで休憩していた時です。

左後方から右後方へ物音が移動

まさか!

振り返った瞬間、目に入ったのはカモシカでした。

心臓止まるかと思った…