間歩谷ダム 見学 その4


右岸から降りてダム湖にあたる部分の堆積土砂の上を歩きます。
鉱山の廃滓を捨てていた場所だから
泥などで足元が悪いという印象があるかもしれませんが
しっかり固まっていて通常の山野と何も変わるところはありません。

最上流部のにも越流部を半円形にした石積みがありました。
その横を登ってびっくり!


砂防ダムの上流側がこんな形になっていたのです。
カーブした石積みがとても綺麗です。

そして水が一番流れてくるところには鉄柵タイプの流木止が設置されていました。
この部分から水はコンクリートのトンネルを通って下流側に出ています。


集水域からの水。
山からの水が流れていました。
コンクリート製の流木止も設置されていました。

春の日差しの中、頭に浮かんだのは
そのまんま“春の小川”。 


砂防ダムの越流部。
ここも荒れていません。
のどかな空気が漂っています。


越流部から全体をみるとこんな感じです。
石積みモルタル固めの堰です。

桜が終わった後、緑が一番美しい頃
そして山からのお水がもう少し多い頃

そんな時に来たら桂貯水池堰堤のような
幻想的な風景が見られそうでわくわくが止まりません。

古いコンクリートでしか出せないこの空気は産業遺構に欠かせません♪


越流部からダム湖にあたる部分を見ると平らに地面が広がっています。
天端に近い場所に茂る木が不思議な感じですね。


とっても素敵な最上流部の砂防ダムを渡ってダム湖右岸へ。
ここから天端の方に戻ります。