北山第1〜第5ダム 見学 その2

海が見えるダムだったんだなぁと
るんるん気分が増してきました。
広々天端をてくてく進みます。

貯水池側の表面は波浪による浸食を防ぐための石張りです。
ロックフィルダムではありません。

貯水池側にしだれ桜と思しき木が育っているのが見えました。
この部分は元々の地山で堤体と堤体の間なのかなと思います。

波浪浸食防止石張りと石積み型枠の壁。
19世紀末に確立された英国標準設計のアースダムとそっくりです。
非常に広々とした天端といい、wave wallをほうふつとさせるデザインの壁といい
なんという上品なデザインなのかとここでうっとり。
頭の周りにハートがふわふわ♪

北山貯水池管理事務所です。

管理事務所の横に洪水吐があります。
橋が架かっています。

ダム名碑ありました。
中々の大きさです。
丸山ダム(兵庫)のダム名碑も大きな岩でしたがここも立派な碑です。

すすす、と裏に回り込みました。
昭和43年5月10日竣工。

設計現場監理 西宮市水道局
株式会社 新日本技術コンサルタント
施行 熊谷組
ふ。
ふふっ。
ふふふっ。
美しいデザインの理由はここで判明。
構造物にはそれなりの風格、品格がなくてはならない。
ふふふふっ。

ダム名碑の横から洪水吐がこんな形で見降ろせます。
扇型で割と小さめの洪水吐です。

上にかかる橋に移動しました。

タイトな水路にしゅっと狭まっています。
薄く広がった堆積物に草が生えていますがこのくらいなら
流下に支障はないし使用頻度が低いのは良いこと。

越流堤は橋に対しては斜めになるように走っています。
流入部も綺麗な石張りです。

越流部の端にゲートがありました。

可愛らしい起伏ゲートです。
貯水池側には木製の締切が入っていました。
引き上げが間に合わない急激な出水があったのか
ちょっと壊れていましたが。

コンクリート製の越流部全景です。
橋からそんな遠く無いのでここからあふれるくらい水位が上がったとしたら
相当怖いなと想像していました。