番外編 建設技術展 2008 近畿 その3


鹿島のブースです。
カッコいいブースでした。
丸山ダム周辺工事でも頑張ってください。


さらにウキウキらんらんフロアを回ります。
でも展示は本来、企業や業界の方向けのPRなので
自分のようなただの土木マニアが邪魔をしたら
営業妨害になるんじゃないかと気も使います。

ダムに橋にコンクリートに地盤改良

色んな展示物をちらちら見ながら進んでいくと・・・


こちらのブースで思わず足が止まってしまいました。
電気化学工業株式会社(デンカ)さんのブースです。


何に目が行ったかというとこのコンクリート補修技術の模型。


その模型の下にあったこのパネルに・・・

ダムのイラストあるやんっ!!
ダムエプロンに使える技術なんっ!?
耐摩耗コンクリートに・・って
洗掘されてるダムで使える技術なんっ!?

ダムの補修技術にわくわく読んでいましたら

「御説明させていただきましょうか?」

と、突然かかった声。
に、出た答が

「あ、私、“一般”でしかも頭があまりよろしくないので、お時間とったら申し訳ないです」

昨年はこの答えでマイクロ水力のブースの方をドン退きさせました。

しかし私が夢中でパネルを見ていたので
スタッフの方はわかりやすく仕組みを説明してくださいました。

コンクリートの鉄筋に通電して電気泳動を利用して補修剤を浸透させるという物なのだそうです。
そしてコンクリート強度もあげてくれるという商品でした。
これは各地の産業遺構や近代化遺産・文化財の補修にも使える技術ですね。


電気泳動で浸透というのが凄いなぁと感心してしまいました。

ダムが永く働ける様に
頑張ってお仕事ができるように
最新技術が土木建造物を守ってくれています。

こちらの電気化学工業さんは自社発電用施設もお持ちだという事で
新潟県の姫川に何基も取水堰堤と発電所があるそうです。
新潟県は遠いですが機会があれば是非見学したいですと
たくさんたくさんお話しさせていただきました。

楽しかったぁ♪