番外編 建設技術展 2008 近畿 その2


3階の展示を見て廊下に出てくると
ここにありました。水資源機構さんの展示。


機構のダムで配布しているダムカード一覧地図。
あーあー、まだ貰ってない所多すぎる。
行きたいな〜行きたいな〜。


今回の水資源機構さんの展示で一番喜んだのがこのパネル。
ダム下流に土砂をあらかじめ積んでおき、洪水時に流れるようにしておくのです。
この土砂が川底や石についた藻を清掃し、河口に向かって流れていくことで
ダムによる土砂のせき止めで痩せた下流の河原や河口、浜の砂を回復します。

下久保ダムで実績を上げているこの計画。
木津川戦隊ゴレンダムでも実施されているというのが嬉しいです。
あちこちのダムでやってもらえたらいいなぁ♪


国土交通省の展示は被災地の写真だけでした。
うーん。寂しいな。
昨年はテーマがテーマだったから凄く国土交通省の展示が多くて嬉しかったので
これはちょっと残念。



という事で3階の展示を見終えて2階にやってきました。
ここで一番のお目当てはダムマニアにはたまらない
株式会社ニュージェック♪

当社は「世界でも屈指の黒四ダム建設」において活躍した中核技術者が集結し1963年(昭和38年)に創業した建設コンサルタントです
入ってすぐの所にありましたニュージェックさんのブース♪
展示していたのは災害時の群衆避難シミュレーションなどでした。

「ブースの写真撮らせてくださぁい♪」

頭の周りにお花をたくさん飛ばして満面の笑みでスタッフの方にお願いしました。

「ニュージェックさんというとすぐ天ケ瀬ダム右岸下流側のあの煉瓦の建物が思い浮かぶんですー」
「水理実験所ですね。志津川発電所跡の建物でしょう」
「はい。そーですそーです♪あそこって水理実験の施設なんですよね」
「はい。そうです。ちなみに関西の私企業で水理実験施設を保有しているのは当社だけなんですよ」
「わは♪やっぱりニュージェックさんだぁぁ♪流石ですねぇ」

水理実験というのはなかなか見学できる機会がないのです。
ダムサイトの管理人の萩原様が水資源機構の浦和技術センターをレポートされた記事を見て
関西でもこういう施設ないかなぁ、見たいなぁと思っていました。

また、実験そのものもですが自分は何よりあの志津川発電所建屋を
隅から隅まで見学したいのです。裏の山まで見たいのです。

という事で機会があったら是非見学させてくださいとお願いしてまいりました。
実現していただける様に日頃からお行儀良くしておかなければ(←もう手遅れ)。