番外編 毛馬第一閘門 見学 その6


散策路はこんな綺麗な橋の下を通っています。


この橋は改修された眼鏡橋だそうです。

1914年に作られた橋を1980年に改修工事で建設当時のデザインでよみがえらせたとか。
綺麗な意匠が目を引く立派な橋です。

今は散策路になっているこの橋の下は昔、長柄運河で川が流れていたのだと説明板にありました。
長柄運河というのは現在の淀川を造るために出た土砂を海老江に運ぶために作られたものだと
現地で頂いたパンフレットにありました。

ここから海老江か〜


眼鏡橋を渡った先には閘門後扉の開閉器。


散策路を進んでいくと閘門の中ほどで左岸と右岸をつなぐ橋があるので
そこからこんな風に見下ろすことができます。


閘門の右岸(?)にやってきました。
このあたりに『毛馬の残念石』という物が散在しているらしいのですが・・


いくつかある残念石の一つ。

何が残念なんですか。

というとパンフレットに説明が。

『江戸幕府が大阪城再建の時に廃城になった京都伏見城の城石を
京都から大阪へ運ぶ途中に船から転落したものが淀川改修工事の際に
川底から引き上げられここに置かれたものと言われています』

で、だからなんで残念なのかというと・・
現場にいらっしゃるボランティアのガイドさんの説明によると

「折角ここまで運んできたのに大阪城までいけなくてこの石も残念だっただろうなぁ・・という事で」

へー(棒読み)
いやー価値が全然判らなくて残念です。

それよりこんな大きな石を運んできて船から落ちたという様子を思い浮かべたら
運んでいた船、大ダメージだったんじゃないかとかそういう事が気にかかる。