蹴上発電所 公式見学 その2


蹴上発電所取水口のゲート二門。
水圧鉄管二条。
とても傾斜は緩やかです。
今回の見学前にまずここに来たのは落差を見ておきたかったからです。


取水口の横に大きな越流堤があります。
この日は発電取水していなかったようで
その分、越流部からさらさら流れ出していました。


インクラインのてっぺんです。
琵琶湖通船、予約殺到で全く空きがないらしいけど乗りたいなぁ。
琵琶湖疏水を体感したいなぁ。
今は人気もピークだからオフシーズンまで待とう…。


インクラインの説明板。
他に貼るところなかったのか説明板に近代化産業遺産プレートが。
あわあわ。


しかしここに落差の情報がありました。
この場所、蹴上船溜からインクラインの下にある南禅寺船溜までの
落差が36mだそうです。
多分、これに近い数字のはず。


ちょうど疏水を止める停水期間で蹴上船溜は空っぽでしたが。


桜には早いのですっきり見通しの良いインクライン。
桜の季節には“インスタ映え”するために物凄い人出になるらしい。
そんな人の多い時には来たくない。


インクラインを転ばないように歩いて降りてきました。
蹴上の交差点です。
道路の向こうに見えているのが第二期蹴上発電所の建屋です。


横断歩道を渡ってすぐ傍までやってきました。
この位置から発電所の屋根が近くに見えることからもわかると思いますが
敷地は掘り下げられたようにとても低くなっています。
道路の方が後で高くなったのかもですが。


なのでこんな風に建屋と水圧鉄管を上から見ることができます。


屋根と同じくらいの高さなので
真下から見るよりもここから見る方がもしかしたら見やすいかもしれないのが
第二期発電所の送電線を引き出していた破風の下のたくさんの穴群。


正門に向かってフェンス沿いに移動していると
第二期発電所の横っぱら、水圧鉄管の向こう側に
いくつも丸い窓のようなものがあるのが見えました。
第二期発電所が活躍していた時の水の取り込み口です。