第8回 Dam Web Ring OFF会

神鉄で行く烏原川のダムめぐり その4


締切堰堤が好きだと現場でうはうはしておりましたら
丁度、対岸に在るバルブ室に点検の方がお越しになりました。

行きたい行きたいとフェンスにすりすりしていたら
(↑OFF会幹事の仕事を忘れている)
見せてあげましょうと中に入れて頂けました!!
これは吃驚。
ちゃんと見学許可願申請書を提出していてよかった〜。


ということで予定外のサプライズ見学。
締切堰堤の上に入りました。


締切堰堤の天端から烏原川上流方向を見たところ。
烏原川の水をこの石積の取水堰堤で堰き止め左岸から取水しています。

その取水量を決めるバルブがあるのが写真左奥にちらっと見えている
お城のようなデザインのバルブ室。
決められた量のお水を取水しているのでそれ以上の水は堰堤を越えてこちらに流れてきています。


取水堰堤御近影。
取水口には流塵スクリーンがあるので解ります。


これがバルブ室。
階段が細いので皆で順番に見学です。
それにしてもおしゃれですね。
改修されているんですがちゃんと当時のデザインを殺さないようして下さっています。
窓枠のアーチなんか感動ものですね。


で、バルブ室を経由してきっちり計られた水はこの暗渠を通って立ヶ畑ダムに向かいます。


その暗渠を下流から見たところ。
円筒分水っぽいパーツあり♪


放水門に向うルート。
とにかく石張りが美しいです。

という事でスペシャル見学をさせて頂いた後
立ヶ畑ダムの左岸遊歩道を使ってダムに向かいます。
通行される方が実に多い。
この辺りにはウォーキングで山を毎日のように登られる方がわんさかいらっしゃる。
週末などはもっと増えるわけで賑わいのあるダムサイト。


左岸からは木が茂っていて見えなかったんですが
今まで私が砂防ダムだと信じていたこのアーチ型の堰堤はこれまた立ヶ畑ダムの施設で
増水時にせき止めるための締切堰堤の一つだという事でした。

管理をしておられる方からガイドを頂きながらだとホントに見聞が深まる。
ありがたいありがたい♪


そして立ヶ畑ダムのダム湖の真ん中あたりまでやってきました。
鴨が泳いでいるのが可愛かった。

道中、施設について色々説明を受けているわけですが
ここでまたサプライズ見学。

なんでそういう事になったかというと
多分、私が水の流れについて理解ができておらずとんちんかんな受け応えをしていて
この人・・・多分解ってないな〜 と心配されたからではないかと。


ちょっと山に入ります。
管理区域です。通常は入ることが出来ない場所。
ここに吃驚ドッキリな施設が潜んでいました。