金山ダム 見学 その3
金山ダムの管理所はどこかなー
目の前にあるのはいかにも資料館という風情の建物だしー
と、見ていたら
なんとこの建物の二階が管理所だった。
確かに…。
ダムコンと操作卓の裏っぽい物が見えている。
資料室になっている1階でダムカードを頂き情報モニターの前でデータチェック。
そしてここで記念撮影。
金山ダム見学で
ついに
国内の中空重力式ダムを全基訪問達成しました〜♪
わーいわーい♪
バットレスダムに続き全基訪問♪
希少型式だからできる全基訪問です。
湯田さえいけたら重力式アーチも全基訪問なんですけどね…。
東北地方に弱いのでまだまだ先の話になりそうです。
ホロー内の写真も展示してありました。
入りたいけどこれはなかなか難しい。
公式見学会でないと無理っぽいです。
ダムの城下流面図をみると中空重力式に適したU字谷であることがよく分かりました。
これだけ川幅広かったらたくさんホロー作れるから
コンクリート量減らせるし型式の特性を生かせているのがばっちり伝わってきます。
金山ダムのある空知川のデータです。
石狩川水系で最大の支流が空知川なんだそうです。
石狩川は過去に何度も大きな水害に見舞われてきました。
治水を主たる目的として金山ダムと滝里ダムは生まれたのです。
多目的ですがメインは治水。
これは警報局の位置を記した地図です。
下流の滝里ダムまでの間だけでもこんなにたくさん設置されています。
水色で囲んであるのが金山ダムの集水域です。
平成9年までの洪水調節実績もありました。
平成28年まで追加すると凄く増えそうです。
内容をみると特徴的なのは
やはり台風は少ない
台風が低気圧に変わった後の降雨は割とある
そして融雪出水もある
全然洪水調節がない年もあったりすること。
これが金山ダムの洪水調節計画。
一定率一定量方式です。
中小洪水にも強い一定率一定量。
ピークカットは240m3/sとなっています。
一通り資料室をみた後屋上にやってきました。
低く垂れこめる雨雲の下
まだ濁りの取れないダム湖をみて
はれるんもちょっとしょんぼり。