金山ダム 見学 その2

滝里ダムを見学した後、金山ダムに向かっています。


後部座席でなく無理を言って助手席に乗せて頂いたのには
ナビ画面を撮影して位置を記録したいという思惑があったので。

金山ダムまでもう少しというところで車を停めて頂きました。


道路と川がすぐの距離のこの場所で目に飛び込んできた風景を撮っておきたかったのです。


滝里ダムと金山ダムの間
金山ダムからそんなに距離のないこの場所で
何故これだけの流木が押し寄せているのだろうかと
吃驚したのです。


洗掘されているところも心配ですがこの流木の多さは尋常ではありません。

金山ダム見学の後、上流の幾寅地区に行ったわけですが
確かに幾寅地区をみた後ではこの金山ダム下流の様子が
ダム整備のおかげでこれだけで済んだんだなと思えるほどでした。


ぱらぱら雨が降り続く中
金山ダムに到着しました。


ダム湖は下流の滝里、野花南と同じく濁っています。
上流が凄まじい被害なので降雨のたびに土砂も出てくるでしょうし
濁度が軽減するのにかなりの期間を要すると思われます。


堤体につけられた水位票です。

T1610では但し書き操作開始水位を超過しました。

下流の状況と降雨予測を元に降雨ピーク後
まだ流入量が金山ダムの洪水量250m3/s以上であるにも関わらず
後期放流の量を絞り、EL344.62mまで貯水位をあげました。

水位票の上から二番目の
オレンジ色に塗られた部分の半分くらいの位置まで
水位が上がったのです。