椛川ダム建設現場 見学 その2


釣りあげられたバケットはあっという間に天端のレベルへ。


到着しました。
先ほど先に到着していたバイバックも控えています。


ざあぁぁぁぁっ!!


はっと、下を見るともう次のダンプが控えています。

クレーンのオペレーターの方の技量が凄い。
この速度でバケットを正確に往復させるのってすごい技量。
見学しているときはほぼ無風だったのですが
そんなに条件がいい時ばかりじゃないはずで…。


クレーンの動きは見ていて飽きません。
もう一台のクレーンがまたまた可愛い子を運搬です。


テレスコピッククローラクレーン♪
ちっちゃくなってるー♪
一番ちっちゃい形になってるー♪


あっという間に天端のレベルにお届けされました。


追いかけていたら左岸側のリムグラウトトンネルが見えました。


じーーっと見ていて他のダムでは
タワークレーンが設置されているのをよく見るのに
ここはどうしてクローラクレーンなのかと不思議でした。

でも土木工事現場には必ずそれを選んだ理由があります。
タワークレーンが不向きだった理由があるから
ここはクローラクレーンが選ばれてお仕事をしているのです。

タワークレーンを設置するとしたら
それなりの深さの土台を設けなくてはならないし。


上流側を見るとコンクリートの骨材を運ぶベルトコンベアが見えました。
ダンプトラックはここからコンクリートを運んでいます。


右岸側の山腹からは樹木を伐採するチェーンソーの音が聞こえていました。

更に視線を上げていくと山腹にたくさんの
アンカー工が施されているのが見えました。


ダンプ直送ルートのこの部分は取り除かれるのかと思ったのですが
このまま残されるのだそうです。

貯水池の容量が減るのになんでかなと思ったのですが
すぐ上のアンカー工を見て、右岸側の山すそを安定させるためには
取り除かない方が良いのだと気付きました。


インフォメーションセンターの建物に入りました。
たくさんの写真と資料が所狭しと展示されています。


完成予想図です。
ピンぼけました。
香川県の椛川ダムのページで綺麗な図が見られます。