入鹿池 見学 その2


彫刻の一番最後に現れるのがなんと大井ダムです。


こちらが彫刻の図柄を説明する金属板。


それをさらに読みやすく書いてくれた説明板。


さぁ写真撮るぞーと思った瞬間に
朝日がぱーーーっとさしてきて
コントラストがくっきりして
彫刻の前にかぶせられた網が照らされて
泣くほど撮影困難になってしまって時間をしくじったなと
大変現場で悔やんでおりました。

仕方がないので網の隙間からラジアルゲートだけ取りました。
レリーフでここまで詳細に表わされていたら大井ダムも嬉しいだろうなぁ。

◆ ◆


貞照寺から移動してきたのは犬山頭首工です。
ここに気になる設備があるのです。

犬山頭首工は濃尾用水の安定した灌漑用水供給のために
昭和43年に国営かんがい排水事業で造られたそうです。


まず右岸から左岸に堤頂道路を渡ります。
犬山頭首工の堤頂はライン大橋という名前が付いています。
地元の主要道路。


犬山頭首工の放流時サイレン吹鳴説明板です。
犬山頭首工を犬山ダムと記しています。
一般の方に分かりやすくという配慮かと思われます。
ダムと堰と頭首工、なんで呼び名が違うのといわれて
すぐ説明できる人の方が少ないでしょう。

とりあえずダムが一番、流域の方に
仕事を理解してもらいやすい単語ということなのかと。

とりあえず東海農政局のHPでは犬山頭首工のダムカード配布の説明書きで
『犬山頭首工は、河川から農業用水を取水する設備であり、河川法で定めるところのダム
(高さ15m以上のもの)ではありません。しかし水を堰上げることからダムと呼ばれ、今
も記念碑や周囲の看板などに「ダム」の名を見つけることができます』
と、きちんと説明がなされています。

うん。納得。


こちらが気になっていた犬山頭首工の舟路です。

ああ、なるほど
ゲートはローラーゲートみたいだけど
仕組は今渡ダムと同じだ
今渡ダムや川辺ダムのようにもともと舟筏路として造っていないから
スロープを利用しての台車移動はなくて
クレーンで台車を持ち上げてそのまま下流に移動する仕組みなんだ


使用頻度はどのくらいなのか分かりませんが
機材は新しそうに見えました。


犬山頭首工のクレーン式舟路です。
東海農政局のHPでは舟通と記されています。

朝日でピアが縞々写真。
妙に可愛らしかった。