入鹿池 見学 その1
2020/2/11 更新
木曽川の下流部にやってきました。
長い長い木曽川、どのあたりからを下流と呼ぶのか微妙ですが
犬山頭首工あたりはもう下流かなという感覚。
では中流はといわれると落合ダムから今渡ダムまでくらいかなと。
それより川上は上流という感覚。
ゲートの数でイメージしている感は無きにしも非ず。
という事で木曽川下流で気になっていたお寺に朝日が昇る頃に到着しました。
成田山 貞照寺
電力王・福沢桃介翁のパートナーとして有名な
日本初の女優と呼ばれる川上貞奴女史が建立したお寺です。
立派な本堂が正面にあります。
本堂に上がる階段がすごいゴージャスな石造り。
こちらのお寺にやってきた理由はというと
本堂の壁に掲げられている「成田山 貞照寺彫刻画」を見るためです。
本堂の山側に見事な彫刻が並んでいます。
川上貞奴女史が進行していた不動明王の御加護で
何度も難を逃れ、恩恵を受けたエピソードが彫刻で表わされているそうです。
どのレリーフも実に彫刻が生き生きしていて素敵なのです。
特に海獣がすごい。
そしてどう見ても発電所建屋だよねという素敵なパートもある。