沈堕ダム 見学 その4

右岸を見ているとなにやら水路のようなものが見えています。
「あっちに水、取るところはないですよね」
「はい。はっきり分からないのですが魚道の跡かもしれないですね」
「あ、なるほど。築堤当初は魚道があったけど滝の崩落でなくなっちゃった可能性あるのですね」
滝を避けるように山の方に石垣が見えます。
その先はどうなっているのか確認はできませんでした。

このくらいの美しい水量なら良いのですが、出水時には
この写真の上の端くらいまで水位が上がるという大野川。
3mの厚さの水
それがどれだけの破壊力を持つか
しかも滝の下流では6m近くになるわけです。
2005年台風14号来襲時の綾北ダム・クレスト放流の写真を思い出しました。
クレストゲートから出る水は塊のような厚さで減勢工に落ちていました。
沈堕の滝でも同じように塊のような水が落ちていたのかと思います。
滝の高さは河床から約30mです。
しかも軟弱層が下に続いているとなったら
この滝、他の滝よりずっとずっと崩れやすいのは
すごく分かって頂けると思います。

散策路を戻ります。
公園と川面の丁度真ん中あたりの高さ
こんな感じでのんびり歩ける散策路です。

「下から見るだけでは分かりにくいでしょう」
という事で沈堕ダムの横に移動してきました。
細い道の横にはフェンス。
向こう岸の高いところしか見えません。
フェンスの傍に近づくと

ほぼ真下に続く階段と取水口と堰堤がこんな風に見えました。
凄い高低差。移動大変。