有峰ダム見学会 その4

取水塔を過ぎて天端の中ほどに近いところまできました。
といってもかなり右岸よりなのですが。

ここにクレスト洪水吐ゲートと並んで立っているのが有峰ダムのエレベーター棟です。
掲げられているのは『エレベーター室』という銘板ですが。
そしてみんなで一斉にエレベーターに乗り込みます。
この時にエレベーター入口の上に温度表示がありました。
26.5℃。
さすが天端標高1089m。快適ですね。

すし詰め状態のエレベーター。
20人乗りというサイズだったことに驚きました。
そしてほかのダムに比べてかなりスピードも速いのです。
壁にあったダム断面と監査廊の図を写真に撮りたいけど
悲しいかなすし詰め。
ここで常願寺電力部の方からクイズ
Q:入口に温度計がありましたが何℃か覚えている方はいらっしゃいますか
すかさず はーい♪ と元気にお返事して26.5℃だったと答えました。
Q:監査廊の温度は何度くらいだと思いますか?
エレベータ内、ざわつく。
14℃くらい?
16℃くらいじゃない?
18℃!
15℃〜
と、お客さんが予想温度を口にしているうちに展望台のあるレベル
B4に到着しました。
出たところに温度計がありますからご覧になってください
という声と同時に扉が開きました。

「え゛ー!! うっそぉぉ!! 8.4℃って 矢木沢より寒いやん!!」
見るなり大声を出してしまったこの温度。
なんとなんと王者・有峰の監査廊は8.4℃しかなかったのです。
今まで見学してきたダムの中で一番寒かったのが群馬県の矢木沢ダムです。
矢木沢ダムはアーチ式で天端標高は約850m。
最下段の監査廊の温度計は9℃を示していました。
「通年9℃くらいなんですよ。夏には寒いし冬にはあったかいですね。作業をしていると汗をかくくらいです」
説明を受けながらほんとに吃驚していました。

B4監査廊は標高1010.5m。
この高さですでに矢木沢の天端標高より高い。

お客さんが展望台の方にてくてく進みだしても
アドレナリン全開放出中なので周囲を撮るのに必死。

あああ、皆さん先にどんどん進んでる。
私、またただの邪魔な見学者になっている。
いかーん!!
と、慌てて後を追いますが・・・

こんなものがあったら足が止まってしまうんです。
慌てているので手ブレ酷し。
これが何だというと温度観測装置。

その隣にはプラムラインもあったんですよ〜。
変位観測装置
ダムの傾きを確認する装置です。
有峰ダムは高さ140mのコンクリートの“かたまり”ですが、ダムにたまった水の力により
下流へ少し傾きます。この傾きを、ダムの上からつるしたピアノ線の先におもりをつけてしらべて
異常がないか確認しています。当ダムでの傾きは、最大2cm程度です。
なのに手ブレ。
うわぁぁん(涙)

ついに視界からお客さんの姿、消える。
ごめんなさーい。