有峰ダム見学会 その3
そして有峰ダムを中心に展開される発電所の図。
この水の流れが全部理解できたら有峰マスター。
どの発電所にどこから水が来ているのか全部地図に示せたら有峰マスター。
マスターになりたいけど私のよろしくない頭では無理。
でも自分でこの地図をもとに穴埋めテスト作って
自分で記入できるか試してみたいという
意味不明の誘惑がわいてきます。
有峰記念館の屋上からお祭り会場を眺めるとこんな感じでした。
広い広い公園のようになっています。
ミズナラやブナがたくさんあるそうです。
水源地の森の土地は北陸電力の所有なのですが
木々の管理は富山県になっています。
これは、北陸電力が富山県へ森林を譲渡し、県立自然公園として
この素晴らしい水源地の森をたくさんの方に親しんでいただくために
整備・開放しているとの事でした。
まだCSRの概念が世の中に出回っていなかったのに
企業として示したこの姿勢は素晴らしいですね。
しかし、逆に言うと木々は富山県の管理になっているため
土地の所有者である北陸電力の方であっても
勝手に木々を切ったり枝を打ったりすることもできません。
それだけ自然がしっかりと守られていることから
有峰ダムの貯水池の水質も綺麗な状態を保つことができるのですね。
水源地の森を守ることはすなわちダムとダム湖を守ること。
そうこうしているうちに有峰記念館前にバスが到着しました。
ミステリーツアー御一行様♪
うきうきわくわく乗り込みます。
ついに行けるぞ♪王者の足元♪
有峰記念館から下ってきてこの交差点でくるっとまわって堤体へ。
そして到着♪有峰ダム堤体右岸管理所前。
テントが張られています。
ヘルメットの入った籠も準備OK。
バスから降りてヘルメットを受け取ります。
標準装備の帽子の上からいつものように
ヘルメットをかぶると大変、変なシルエットになっていることが自分の影でわかる。
と、ふとここでまた嬉しくなりました。
今まで有峰ダムには何度も来ているのに毎回雨だったのです。
今日は抜群のお天気。ダム見学日和。
横をみあげるとプレート発見。
ここは標高1089mです。
冬には完全に雪で閉ざされる豪雪地帯です。
管理所です。
現在は非常駐化されていますが以前ここに職員の方が詰めていらっしゃったころは
完全に越冬隊だったことでしょう。
豪雪地帯のダムならではですね。
有峰ダムの説明を常願寺電力部の方がしてくださっています。
すいません。私もそうですがお客さん、お話聞きながらも
写真撮るのに必死であっちこっち見ている方向がばーらばら。
そして天端の歩道は一列で進んでいきます。
目指すはエレベーター棟。
ダム湖の水位は今まで見た中で一番低かったです。
水位をお聞きした時に今日は64mくらいというお答をいただきました。
これをお聞きした時にもちょっとウハウハしてしまいました。
水位をELでいつも想像してしまう自分なので
水深で考える電力系ダムの方のお答にぴくっとなるのです。
電力会社の方に重要なのは水位標高でなく利用水深ですもんね♪
うんうんっ。