相俣ダム 見学 その5
ゲートの左岸側。
導流壁がかくかくしていていかつくて素敵♪
左端の銀色に輝く壁はインクラインタイプのエレベーター。
見学には優しい直轄ですが、相俣ダムの場合は
落石の危険があるのでなかなか下流側から見上げる許可がでないです。
当日、見学中にも実際に人頭大の石がダム湖に落ちてくるのを見てしまいました。
防護ネットをしっかり張っているのですがそれより上から落ちてきた石が
山肌でぶつかってジャンプするのは止められません。
許可が出にくいのも納得です。
ゲートの右岸側。
苔がいいですね。
某番組で○槻ケ○ヂさんにも褒めていただいた枯れダムっぷり。
ゲート部の下には石がごろごろしています。
当然ですがこの石はダム湖からゲートを超えてきた石ではないです。
今までに山から堤体下流側にダイレクトに落ちてきた石なのです。
堤体直下は水無し川です。
ゲート放流の時だけ水が現れます。
ダム湖の水はこの部分をパスして発電所に向かい
発電所から出る水=河川維持用水として下流に流れて行くようになっています。
一体どのあたりから写真を撮ったらあの資料館の真向写真になるのかと。
登れそうにない断崖絶壁です。
工事中ならではの撮影だったのでしょうね。
直下が水無し川でくいっと曲がっていてすぐには気付かなかったのですが
曲がる所にちらりと見えている副ダム。
副ダムはアーチ型ですね。
水位標がありました。
この点検の時、職員の方、ここを歩くの怖いでしょうね。
いつ石が落ちてくるかわからないんですから。
クレスト部のローラーゲート。
新しいですね。
できるだけゲート部中央に近づいて下流側。
凄い勾配です。
縦長だけではありません。
勾配も凄い相俣ダムです。
ゲート部からダム湖を見たところ。
堤体が本当に端っこにひっそりしているんだなと思ってしまいます。