排砂バイパストンネル国際ワークショップ2017 その2


続いては台湾のダムのお話です。
台湾経済部水利署の署長、ョ 建信博士から。


いきなりこの図でぎゃっ!!となりました。

台湾の川はっ
全部、常願寺川なのかっ
なんちゅー河床勾配!!
貯水池作らなきゃ全部海まですっとんとん

でもこれだけ急峻な川ってことは
大雨の時に土砂が来やすい…
そして台湾は日本と同じく台風が凄いわけで…

なので大切なダムを守るために
排砂バイパストンネルが増設されたりすでに活躍していたりするそうです。


その大活躍している排砂バイパストンネルと貯水池からのゲート放流写真。
これは動画での紹介でした。
すっげーすっげー。


お二人の工学博士による基調講演終わりました。
記念品を角先生からお二人に手渡しー。


小休止。
皆ホールでコーヒータイム。
何故かあちこちから名前を呼ばれ
挨拶回り状態になりました。


次のセッション開始です。
一題目が神戸市水道局の松下様の発表。

昨年11月のwDN-Kobeで角先生と現地でお話されているのを
横でずっと立ち聞きしていてこのワークショップを知りました。


今年の初めにはNHKのブラタモリでもばっちり紹介された
布引五本松ダムの排砂バイパストンネルです。

ブラタモリではこのバイパストンネルで貯水池の水を綺麗に保つ工夫を
CG動画付きできちんと正しく解説してもらっていて見ていてとっても嬉しかった。


このバイパストンネルで分けられたバックウォーターの上流端で
紅茶を飲んで頂き神戸ウォーターがどれだけ美味しいお水か確認してもらったシーン。

ちなみにこの時に“紅茶をお出しすれば”と提案されたのは水道局の皆様。
ちなみに紅茶は予想通りダージリンだったと後でお聞きした♪

神戸市水道局堤体三兄弟は今一番ホットだよぅ♪♪


でも日本で最初の重力式コンクリートダムの布引五本松は
排砂バイパストンネルの設置は国内二例目だったという。
実は排砂バイパストンネルの国内一例目は
烏原貯水池こと立ヶ畑ダムなのです。

立ヶ畑ダムで効果を示したことで
その後、布引五本松に増設されたんですって。


100年以上昔に造られたダムとバイパストンネルなんですけど
現在もしっかりお役目果たしていて
神戸ウォーターの品質を支えているんですねー。

神戸ウォーター素晴らしいー♪


松下様の発表終わりました。
ぱちぱちぱちぱち。


第一セッション終わりましてランチターイム♪
偶然、一番乗りした。


そしてプレート一枚に全部盛った。
何故、箸とフォークなのか自分でもわからない。

川崎秀明先生がお越しになっていたのでダムマイスターつながりで
ご一緒してもらい、さらに神戸市水道局の松下様もお越しになり
国内のメイソンリーフェイシングダムの話で異常に盛り上がるテーブルと化しました。

ホントに偶然で同じテーブルに九州電力の耳川の方がお越しになっていて
私がサイクロピアンコンクリートの好適事例は耳川の山須原ダムですぅぅと叫んでいたので
カミングアウトしていただけたという事まで発生。

すっごく濃い濃いランチタイムでした。
お腹より頭が膨れた♪
こういうの嬉しい♪