令和5年 天ヶ瀬ダム その2


天端から下流側を見て、びっくりしました。


ふわっと
噂では聞いていたけど
ニュースでも読んだけど
ダム観光地化計画、進んでる?



でも

なんであの素敵な木陰の右岸減勢工横広場が
掘り返されてるの?


ごっそり、なくなっています。


2015年のコンジットゲート3門放流時の写真です。
減勢工の両側の壁は埋め戻しの土できっちり固められていて
右岸側には木も植えられていました。


白虹橋の横の志津川発電所から減勢工右岸に続く道も見えました。
工事用のルートでしょうけど。


2018年の写真と比較。
右岸側はもっさもさ。

志津川発電所から減勢工まで通行は装備を固めて藪こぎすれば
不可能ではないけれどマムシが出るし足元悪いし
それなりの鍛えられた人でないとたどり着けない誰も行きたがらない
こんな状態でした。

国と市による「かわまちづくり」事業で直下から見られる散策路をつくる計画は
もう公開されています。
たぶんこれがそう。

イメージと全然違ったけど。

世界遺産からも近くて、主要駅から徒歩で辿り着けるアーチダムなんてここしかない

天端レベルに駐車場ほしい

放流していなくても天ヶ瀬ダムのカッコよさと美しさ
覆いかぶさってくるドームアーチはそれだけで見る人を圧倒する

天ヶ瀬発電所構内を通ってしか減勢工横に行けなかったので
発電所に迷惑をかけないために右岸に堤体直下まで行けるルートがほしい

と、天ヶ瀬ダムがこうだったら嬉しいなという妄想が
アマサイの後、次々と実現しているので嬉しい。


京都新聞の2020年6月23日の記事で
「築100年の発電所にホテル建設の意向
リノベーションしロビーとレストランに、京都・宇治」
というものがありました。

それによると2024年に築100年を迎える志津川発電所をホテルに改造するのではなく
その横の水利模型実験をするのに使っていた広場などにホテルを新設して
志津川発電所建屋は耐震補強して観光できるようにしてくれるみたいなイメージかなと。

COVID-19で観光業界が疲弊して
そこから回復していくのが大変な時期ではありますが
旧・志津川発電所建屋のホテル化計画は進んでほしい。
発電所ビューのレストランも良い。
ホテルになったら泊りに行きます。

つーか、イベントだってできる。
ホテル宿泊者限定、志津川発電所水圧鉄管跡、上部水槽ツアーだってできる♪

妄想が止まらない♪


妄想でうふうふしながら幸せ水位でさらにうふうふ喜ぶ。


天端をどんどん進んでいくと天ヶ瀬発電所がよく見えてきます。


関西電力様の#みずいろネット、第一回フォトコンテストで
審査員特別賞に輝いたMt.tell様の写真で
いきなり有名になってしまった清滝発電所もしっかり捕捉。


艇庫のインクラインの下の段には水位標があるので
ここに来たらいつも水位を確認。


めっちゃ水位高い。
EL76.87m。


現場にきても水位が高い理由はさっぱりわかりませんが
とりあえず暴力的な美で見る人を圧倒する天ヶ瀬ダムの姿を愛でるだけで楽しい。


しかしなんでこんなに掘り込んだの…。
この場所については構造令の縛りとかないとは思うけど。
壁の強度や安定にかかわるようなことするはずないし。

謎。