立野ダム建設現場 見学 その5

足場芸術もありました。

フレコンパック整列…
いや、なんか途中で数字が…
「なんでこれ数字が並んでいないんですか」
「最初積んであった所に上から山がざーっと崩れてきまして」
「あ、追加で積んだから数字がああいうことになっているわけですか」
謎解明。
工事現場だからといって地震や豪雨が避けてくれるわけではないので。

並んでいるのはホットガン。
熱風オイルヒーターです。
人を温めるための物ではなくて現場の乾燥や温度管理に使用するものです。

CMEDの方も加わって現場の奥深くに。
いいのかな?
こんなに現場の中の中までホントにいいのかな??

どんどん打設ブロックに近づいて行きます。

あああ。
常用洪水吐のデフレクター見えたっ。
「デフレクターですが」
「はい。カッコいいです」
「カッコ良く見えるためにどんな形がいいかかなり時間をかけて検討しまして」
「他に丸いの(鶴田ダム)とか四角(大滝ダム)とか考えられたのですか」
「はい。結果、曲線重力式の立野ダムには
この三角がいちばんカッコいいだろうということになりました」
「スタイリッシュにこだわりあるのがとても素敵です♪」

ガラガラと岩が落ちる音がしたので
横の山に目をやると作業中のバックホウの下にはなだらかに
掘削された岩が積みあがっていました。

左岸の板状節理です。
右岸の柱状節理と全然違います。
ホントに立野ダム地点は両岸が別地質なんですね。

現場はコンクリート養生のために水があちこちで流れっぱなしになっています。
とても水が豊富な現場だからなのか御案内頂いた範囲では埃っぽさが
感じられませんでした。むしろ単に寒かったです。

「うぁーーーー!滑らかエプロン!」
「きれーい!素敵ー!」

常用洪水吐の下のエプロン。
減勢工までを滑らかにつなぐこの曲線がとても綺麗で
大はしゃぎしてしまいました。
巨大コンクリートの滑らか曲線はたまらん萌えポイント♪

そしてこの、ふわふわぱんだのような
そこそこパンパンに膨らんでいるカーテンで密閉されているのが
常用洪水吐の吐口です。

え、この中まで入らせてもらえるんですか??

厳重に温度管理されている常用洪水吐内部。
まだ型枠や足場もそのままです。
ゆっくりしっかり固まって良いコンクリートになるように
大事に大事に温度と湿度を管理されています。

完成したら一番仕事をする部分。
流水型ダムなのでここは川になる部分です。
しかしでっかいですね。
水路の呑口は5×5mの断面です。

見上げるとケーブルクレーンがバケットでコンクリートを
お届けしている最前線のブロックです。