令和2年 黒部ダム 見学 その3


右岸側のリッチな展望台群。
俯瞰に天端と同じレベルに見上げる天端まで3箇所も設置。


新展望台のスペースには現在は映画・黒部の太陽の再現セットなど
色々な資料が展示されているとか。


これは18年前に扇沢から黒部ダムに行った時に撮っていた写真です。
丁度この新展望台の整備工事が行われていました。
関西電力のお世話になっている方に質問したところ
もともとこの場所はバッチャープラント(コンクリートを練り練り製造する施設)が
あったのだそうです。

黒部ダムは超巨大ですからバッチャープラントも複数設けられていて
その内の一つがこの尾根にあったのだとか。

なんでこの場所にわざわざ水平に場所を切り開いてまで
バッチャープラントを造ったのかというと
富山ならではのあの恐怖のホウ雪崩を避けるためという事でした。

ホウ雪崩の恐ろしさを知っているゼネコンの皆様、関西電力の皆様の知見で
この場所が選ばれたのです。

同じ場所を上から見たところです。

この見学翌年に黒部ダム建設40周年記念で
ふぉっとダムや、現在のレインボーテラスが整備されました。

バッチャープラント跡、大活躍。


天端左岸のこのトンネルを進んでいくとケーブルカーの黒部湖駅に出ます。
ケーブルカーで移動するとロープウェイの黒部平駅です。


黒部湖駅が見えました。


黒部湖駅まで来たらダム湖の方に分岐した道を進みます。


遊覧船乗り場の看板が示す方向へ。


かまぼこ型のトンネルです。
大きさといい御母衣ダムの監査廊に匹敵する大きさ。


どんどん進むと出口が見えてきました。


ロックシェードで守られた道をてくてく。


左岸からの展望はこんな感じです。
お天気よくてとても綺麗。
幸せ水位でないことだけが残念。


凄い水音が足元でしていました。
左岸側のトンネル等から出てくる水なのかと思います。
しっかり貯水池に貯めなくては。


通路をてくてく進んではダムを撮る事を繰り返しつつ進んでいきます。


ちらりっ♪
まだ天端半分くらいしか見えない。


先ほど勢いよく水が出ていた場所はこんなところらしい。
上にそびえるのは左岸のクレーン遺構。


かなり全体が見えるようになってきました。


ゲートレスクレスト、越流高の違いをズームで確認。


建物が現われました。
そしてその横にカメラ。
カメラがあるという事はここは一番ダムが綺麗に見える場所。


建物の中に入ってチケット購入します。