令和2年 黒部ダム 見学 その4


乗船時間まで少し時間があったので水分補給することに。


という事で、黒部ダム名物・ハサイダーを購入。
破砕帯の天然水でつくったサイダーです。


時間になりました。
お客さんぞろぞろ船に向かいます。


この日は水位がそんなに高くなかったので船までの距離が割と遠い。


貯水位がそれなりに高ければ船までの距離は短いはず。


貯水池を一周する遊覧スタート。
シートにはつかず、後部のデッキで観光します。


貯水池側からしっかりクレスト越流部ライン確認。


船着き場からくるっとまわって上流に向かいます。


富山側の山を見て居ると山腹に白い建物。
あ、ロープウェイの大観峰駅だ。


ゴンドラも見えました。
秋に来るとこのロープウェイからの眺望がものすごく綺麗なのです。


水位が低めなので貯水池の裸地も見えています。


気になったのはやっぱり貯水池に侵入する土砂。
これだけの高地に在って2億トン近い貯水池を持っている黒部ダムでも
堆砂問題は深刻なのです。


土砂の生産がこういうところから始まっているのだなと
もっぱら湖面より山肌ばかり見ていました。


戻ってきました。

これで黒部ダムの見どころ、残すは直下の橋からのビューだけです。
また体力つけて涼しい時に来なくては。


約30分少しの遊覧船体験でした。


取水口横の繋船設備もとても低い位置まで下がっていました。
ざっくり水位標を見ただけですが
満水から20mくらい下がっているように見えたので
幸せ水位に回復してほしいです。


扇沢駅に帰らねばですので左岸から右岸に戻ってきました。


黒部ダムのレストハウスに入ります。
目指しているのはくろよん記念館。


記念館の中に展示されていたのは
「IEEEマイルストーン」の認定証です。


蹴上発電所とお揃いです。
日本では他に富士山レーダーとかNHKのハイビジョンTVとかが受賞しています。


英語で読めないのでー…


横にある和訳が頼りです。
黒部ダム褒められてるの♪


レストハウスの屋上はこんな感じで見晴らしが良いので上がるべきです。


観光客の方それなりにいらっしゃいます。
昨年までは海外の団体客で日本語が耳に届かないくらいの
人出だったと聞いていますので行きたいけど…と、躊躇していた方は
今年こそ行くべきです。
絶対チャンスです。

ダムだけに素早くアクセスするならやっぱり扇沢からのルートだなと
その速さをバスで体験すると黒部ダム建設の生命線になったのが
このトンネルなんだということに実感も湧いてきます。

またシーズン変えて来たいと、帰り道ですでに次に会える日の事を思う黒部ダムでした。

 

おまけ

くろにょん 


おなかがたぽーん!!

ダムの敷幅は39.7mもあるのか…。
さすが黒部ダムだな。