鶴田ダム再開発事業完成記念式典 その3


うろうろしていると素敵な物が見つかりました。
ダムカードフレームです。

角も丸くしてあるし、すごくしっかりしたスチール製でした。


ここに立てば誰でも鶴田とツーショット撮れるのでーす。
月野様にカメラを渡して早速撮ってもらった写真です。


うろうろしているとどんどん車がやってきて駐車場が埋まっていくので
急いでパーキング&シャトルバスライド。


シャトルバスで天端と同じレベルの川内川大鶴ゆうゆう館横
特設式典会場前に到着です。


『鶴田ダム再開発事業完成式典 〜平成18年7月豪雨の被害対策が完了、そしてその先へ〜』

この文字を目にするだけで
ぶわっと涙が出そうになる。

だめだめ
今日は強くなった鶴田をお祝いするために来たんだから
悲しくなったらだめ


受付を済ませてテントの中に入りました。
本日の式次第です。


祝電の一部が展示されていたので読みに近づくと…


足立局長っっ!!
い、いや、今は参議院の足立先生。

メッセージをじーっと読んでいて
平成18年7月豪雨の時に国交省で河川計画課長で
いらっしゃったことをここで初めて知りました。

祝電の一つ一つ
鶴田ダムと流域の皆様に対する愛が詰まっているメッセージの数々に
またぶわっと涙が出そうになるけどこらえる。


そしてテント内をうろついて
いつもお世話になっている京都大学の角先生を見つけて
後ろから撮ったり式典開始前に悪さばっかりしてました。


定刻になりました。
完成式典始まりました。
自分を含めてマスコミ席だけからっぽ。

開式のあいさつの後
国土交通省九州地方整備局の伊勢田局長から
川内川激甚災害対策特別緊急事業の概要の説明を頂き事業内容を再確認。

来賓の地元、鹿児島県の衆議院議員 小里様からのお話では
川内川激甚災害対策特別事業がどれだけ異例続きの事業であったのかを
学ぶことが出来ました。

確かに流域全体でこれだけの事業を
10年と少しで完成するというのは前例がないと思います。
他に類を見ないスピードで進んだわけです。

それは議員の方も流域の方も国土交通省の方も
みんなが全力で一日も早く川内川の流域に
安全と安心を取り戻したくて頑張ったからです。


足立先生のスピーチです。
鶴田ダムで培われた技術が海外のダムの再開発にも役立っているんだそうで
とても前向きなお話でお聞きして気持ちが上向きました。


テント内にはモニターがたくさん配置してあるので
映像のほかに事業概要説明の際にはプレゼンテーションが流れ
とても分かりやすく工夫されているのが印象的でした。

これは平成18年7月豪雨における川内川激甚災害対策特別緊急事業
の全体像を示してくれているスライドです。

平成18年7月豪雨における激特事業というのは鶴田ダム再開発だけではありません。
上流から下流まで、河道掘削や分水路整備、築堤、輪中堤の整備など
流域すべてに対して行われた事業なのです。


式典はどんどん進んで
記念放流のスイッチとくす玉スペースが公開されました。


来賓の方が並んでみんな写真撮ろうと押し寄せてラッシュ発生。