御母衣ダムを愛でる会 その2


庄川桜の横から見た貯水池。
まだ堤体は遠いです。


そして庄川桜から少し離れたところにあるのが
御母衣ダムの電源神社。
お参りしてからダムに向かいます。


堤体左岸側のパーキングスペースに到着です。
網場が堤体の方にきれいな弧を描いています。


到着しました。


そしてやっぱり寂しいしくしく水位。
お水もっと欲しいよぅ…。

まぁ、でも、今までに見た一番低い水位の御母衣ダムは
手持ちの写真で言うとこれです。

2011年の3月。
この後、融雪で水位回復したはず。


この日の水位は利用水深で45.9m。
EL740mくらいです。


第一洪水吐のゲートがでっかいです。


ああああ。
水位が低い。


第二洪水吐越流部に設けられたドラムゲート。

工事記録によるとこのドラムゲートの大きさは
高さ4.0m、越流長は12.0mとの事です。


長ーい長ーい越流堤。

姿は全く見えませんがこちらの左岸側には
山の上を走る第二洪水吐のスキージャンプと
地下に、もともとは仮排水トンネルとして造られ
その後、第一洪水吐として活用されている水路があるんです。


天端にはトンパックが並べられています。
周囲に特に土砂が崩れたような痕跡もないので
なんだろうと一つを除くと中身は流木でした。

ダム湖の巨大さの割に流木が少なくて
周囲の山がとても良好な状態というのも御母衣ダムの特徴だと
この日の午後、御母衣電力所の方から説明を受けました。


天端は真ん中までは進めますが右岸側半分は立入禁止です。
自分も行った事はありません。


右岸には慰霊碑があります。
ズームで頑張ってもこのくらいしか撮れませんが。
ロックフィルダムにちなんで石積みですね。


御母衣ダムはとにかく堤体の下流面の急勾配が特徴ですから
天端に来たら堤体を見下ろして
おおおっ!
っとならなくては。


ふと第二洪水吐からの水路の壁を見ていると
壁の下に通路と柵があることに気付く。


こんなところに扉が…。

もちろん水路内に通じてはいません。
後で電力所の方にお聞きしたところ
これはなんと第二洪水吐のドラムゲートの操作室に繋がる
通廊らしいです。

そうだったのかー。