首都圏外郭放水路 見学 その2


放水路出口と堤防を見た後、排水機場の方に行きます。


広い敷地にモニュメント。
しかしこれは何か見たことがあるような形だなーと近づくと・・


説明板は字がかすれてしまっていましたが何とか読めます。
「連続地中壁」だそうです。


放水路の立坑部分の壁を形成しているパーツです。
地面を掘って内側にこれを組んでいくと立坑が出来上がるのです。
セグメントですね。


そして大喜びのこんなものまで展示されていました。
シールドマシンの先端。
岩盤をほりほりしていく面板です。


ここで用いられたのは泥水式シールドマシン工法というものだったようです。
シールド工法には十何種類もあってそれぞれの地盤に適した方法が選ばれます。
ちなみによく間違われるのはTBM工法との混同。
TBMとシールドマシンは違うよ。


ここもかすれていますが説明板を見ると
「面板時計」と。

日時計かいな?
と見ていましたが針らしきものがなく
数字がありましたので
長針短針秒針が無くなっているようですね。


周辺のモニュメントを一通り見て
いざ、建物へ。
この巨大な建物には排水ポンプが収められているのです。


首都圏外郭放水路の要の施設。
庄和排水機場です。