東横堀川閘門 その6


設備を見ながら説明を頂けるという事で
閘室の上に架けられた管理橋に通してもらいました。


管理橋から見るサブマージブル・ラジアルゲート全開状態。


管理橋から見るマイターゲート全閉状態。


と、写真を撮りまくっていると船がやってきました。


すーっと閘室に入って停留。


サブマージブル・ラジアルゲートの上にぴゅーっと水が出てきました。

「あれは噴水みたいな観光目的の物なんですか?」
「いえ、鉄道でいうところの踏切のような役目をしています」
「踏切噴水??」
「マイターゲートは水面から上に出ている部分がありますから
運行している船から見えていますけど
このラジアルゲートは水中から出てきますから
ゲートが動いているのに気付かないで船が浸入してきたら事故につながります」
「なるほどっ!! ゲートが動いていることをお知らせする役目なんですね」
「ラジアルゲートと連動していますのでゲートが動くときは必ず一緒に水が出ます」


左右からぴゅーーっと水が飛ぶ中、水中からごんごん出てきました。


閉まりましたー♪


壁に開いているバイパス水路からどんどん水が流れていきます。
マイターゲートの向こうにその水が出ているのが見えています。


マイターゲート開き始めましたー。


「今は水位差が14.0cmくらいで小さかったので時間がかからず
すぐに通行できましたが水位差が大きいと15分くらい停留しないと
いけない時もあります。」
「水位標見たり、水位変化を楽しめるからよいと思いますー」
「ゲートのスピードもゆっくりだといわれることもあるんですがあれで最大速度ですので」
「いやいやいやいやいや!!十分早いです。
水に接するものでそんな速度出したら波が怖いです。
必要になるパワーも尋常じゃなくなるし」


壁の色が変わっている範囲で水位調整しているのは分かりますが
やっぱり水位標見たいですね。


ゲートが完全に開いたら青信号が点灯しました。


ちなみにこれが最大まで上がった全閉の位置です。
普段はここまであげなくて良いそうです。

全閉すると扉体の上部と堤防の高さが同じになるわけですね。


東横堀川は太閤秀吉時代の大阪城の最外郭の守りを固める
西惣構え堀として作られた事に始まるとか。

サブマージブル・ラジアルゲートを見たくてやってきた東横堀川で
閘門機能はもとより大阪市様の管理のエピソードや歴史まで
とてもたくさんのことを学ぶことが出来ました。

事故のない安全な賑わいと
本来の防災インフラとしての役目が
しっかり両立出来ていることが素晴らしいです。

突然の見学に対応して詳しいお話をくださった
東横堀川水門管理棟の方にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

 

追記(2018/12/29)

レポート公開後に中の人から教えていただきましたー。


レポート中で使用したこの図は東横堀川水門ではなく道頓堀水門のイラストなんだそうです。
確かに建物の位置が東横堀川と反対だなーと思っていたのですが
そもそもサブマージブル・ラジアルゲートは一つだけだと思い込んでいたので。

水門班のM様、情報ありがとうございました♪