多田鉱山見学 その4


暑いよ〜溶けるよ〜。暑いの嫌いなんだよ〜とぼやきながら
脳みその臨界温度の限界が近いと思いつつも足を進めます。


ぼんやりと土の山かと思って見ていたら「瓢箪間歩大露頭」。
周辺を見回すと確かに怪しいものが散らばっていました。
この間歩の大露頭の、道路をはさんで反対側の土砂捨て場状態に
なった斜面を見るとカラミがいっぱい落ちていたのです。
それも今まで見た事のない緑色の一見プラスチックのような
他の鉱山で見たこともないカラミでした。

カラミを発見して少し元気が出ました。
「日本鉱業多田鉱山跡」の史跡表示も発見して道を進みます。


草むらの中にこんな物が立っています。
エレベーター跡を探しましたがインクラインの巻き上げ機を
固定していたようなコンクリートの台しか見つけられませんでした。
どんなエレベーターだったのか不明です。


この一帯は旧日本鉱業、現在のジャパンエナジーの土地。
つまり日立系です。大正12年に旧日本鉱業の前身である
久原鉱業が経営することになったのです。


怪しい資材置き場発見です。