曽木発電所遺構 その1

2015/8/21 更新

鶴田ダムに初めて会いに行った時に
おおつる湖の上流にある曽木発電所遺構も見に行きました。


曽木発電所遺構は展望所で対岸からよく見えると聞いて
まず展望所に向かいます。


現場にあったイラスト地図。
鶴田ダムのダム湖、おおつる湖沿いに左岸を走る道路でダムから移動してきました。


林の間の遊歩道を進んでいくと視界が開けました。
曽木発電所遺構です。

この時、ちょうどウォーターレタスが大発生していて
見学一ヶ月後にはこの湖面が緑に覆われ
遺構はまるで草原に立っているように見えたとニュース写真で確認しました。


こちらは現役で活躍していたときの写真付き説明板です。


レンガ造りのこんなに立派な発電所だったのですね。


対岸には散策路もあるのでしょうか。
整備された階段と道が見えていました。
立ち入り禁止フェンスもあります。


ヘッドタンクにためられた水が水圧鉄管に流れ出す部分のサドルです。
水圧鉄管は撤去されているのでコンクリート部分だけが残っています。


水位によって見える顔は変わりますが訪問時はこのくらいで
遺構の足元部分は水に浸かっていました。


破風も綺麗に形が残っていますがこちらの壁部分だけで
裏側は鉄骨で支えられています。
屋根はありません。


発電機と水車が設置されていたであろうこちらの部分も屋根はありません。
水位がこのくらいだととてもファンタスティック。
水上の城のような風景。