白根硫黄鉱山 見学 その2


ここは何の建物だったのかぱっと見ただけではわかりません。


開いている場所から更に上に進みます。


何かのエンジンや電線、碍子、錆びたホイスト。
ばらばらになって回収されなかったゴミはあるものの
大きな機械などは全然見当たりません。


壁を裏から見上げると木筋モルタル作りであることがわかりました。
鉄が不足していた時代ならではかとも思いましたが
単に木で充分賄える事であったからといわれれば確かにそうですし
取れるものが硫黄なので鉄より木の方が良かったからと言われれば確かにそれもそうです。


赤仁田沢川の向こう岸は崩れて真っ赤な山肌が剥き出しです。
緑に侵食される事も無く雨のたびに崩れているであろう事を伺わせていました。