中竜鉱山跡〜 面草鉱滓堆積ダム 見学 その3


川を渡って堤体の真下にやってきました。
梯子が付いています。
上がれるでしょうか。


水路です。
特に何のにおいもありません。
透明な綺麗な水が割と勢いよく流れ出していました。


水路トンネルです。
点検用なのかロープが張ってあります。
鉱滓堆積ダムですから
間違いなく少し進んだところで行き止まりになっているだけなので
危ない事はしませんでした。


堤体下部にいくつもあいている穴からも水が出ていました。
ここに降った雨か融雪水が幾日か経って出てきているのでしょう。


堤体下部に付けられた梯子。
錆びてはいますがしっかりした造りでした。
腐食している個所が無いことを確認して登ります。


上がってすぐのところから続いている石段です。
落ち葉が降り積もっています。


石段を登ったところから振り返ると堤体下部にあった小さな山に
電灯のつけられた柱があるのに気付きました。

丸い傘と割れていない電球が素敵でしばらく見とれていました。


堤体の下流面はこのようにすっかり草に覆われています。
神子畑選鉱場の横にあった間歩谷堆積ダムとはまったく様子が違います。
間歩谷ダムはロック材とは言い難いサイズではありましたが石が斜面を覆って
ロックフィルダムに似た外観を呈していました。


一つ目の石段を登りきったところから見下ろしたところです。

草刈の跡なのか
ここに降る雪が草を押しつぶした跡なのか

手入れがどのくらいされている堤体なのか読み切れませんでした。
ただ、こんなに石段が登り易くなっているという事は人が訪れているはずだと感じます。