中竜鉱山見学 その5


端っこから中に入りました。
割れたガラスの向こうにゲート周辺の景色が見えています。

 
管理室なのでしょう。配電盤や色々な機械の操作板があります。
その中には1987年の9月・10月のままのカレンダーや晴雨表。
鉱量を記入する黒板、そして『お弁当入』と書かれたケースがありました。

このお弁当入れにはもう誰もお弁当を入れないのです。
感情失禁しやすいので、これを見たときに鼻の奥が熱くなってしまいました。


鼻水すすりながら下の階層へ降ります。
階段の軋みと足に伝わる感触は鉄の酸化の恐怖を呼び起こしてくれます。
もっと閉山から時間が経っている選鉱場にもいっていますが、ここの鉄の
酸化ぶりはかなり早いです。

ベルトコンベアの往来の下に破砕機や貯鉱・積み込みのスペースがありました。
暗くて周囲が良くわかりません。空気は湿って重苦しい感じです。


外に出ました。シックナーが水をたたえています。